【飲食店からの転職】成功・失敗を分けるポイントは?おすすめの転職先も

飲食業には接客や調理から、売り上げの管理、メニュー開発、集客や企画などの業務もあり、幅広い仕事があります。

食事の場ですから、お店の雰囲気や衛生面、お客さんへの対応といった細やかな気配りも大切です。

それだけに苦労も多く、転職を考える方も少なくないのでは。

飲食店を辞めて別の業界・業種に転職するには、どうしたらいいのでしょうか。

元飲食店員7人の体験談・口コミを紹介しながら、転職成功のコツを解説します。

飲食店からの転職理由1位は「休みのなさ」

飲食店を辞めるのはどんな理由なのか、辞めたいと思ったきっかけはどんなものなのか、7人の転職理由を調べてみました。

1位 休みがない 3人
2位 体力的にきつい 2人
3位 給与が安い 2人
30代男性
家族が病気になって付き添いが必要だったときに、人手不足を理由に有給が認められませんでした。今後もこのような状態が改善されないと困ると感じ、転職を決意しました。

一般的な休日に営業することが多い飲食店。長期休暇などは休日返上で勤務することも多いです。

加えて現在の飲食業界は、バイトやパートの人数が集まらない、雇ってもすぐ辞めるなど慢性的な人手不足があります。

人手が足りない分は正社員が埋め合わせするしかありません。

休みがなくプライベートな時間が取れない日々が続くと、ワークライフバランスについて考えてしまいますよね。

そうした事情から、もっと休日がある職種に転職したいと考える方が多いです。

20代男性
何時間も立ちっぱなしで足腰がつらくなり、転職を考えました。昇格の話もありましたが、給料はさほど上がらないうえに休日が減ってますます大変になることは知っていたので、断りました。

多忙な上に立ち仕事が多いので、体力的につらいと感じる方は多いです。

また、給与が上がらない・安いという意見もありました。

体力・金銭面ともに若いうちはよくても、将来を考えると不安を感じてしまいますよね。

人生設計について考えたとき、よりよい条件を求めて他業種への転職を考えるのは自然な流れと言えるでしょう。

飲食店からの転職先は?転職の成功例まとめ

飲食店と一口に言っても、その業務内容は様々。務めていたポジションによって経験や技能も人それぞれです。

また、学生時代のバイトをきっかけに就職するなど、他の業界を知らない方が多い傾向があります。

そうした方々は、どのように転職を成功させたのでしょうか

飲食店を辞めた後、次に選んだ転職先についてまとめました。

飲食店からの転職は、「幅広い業務経験と柔軟な対応力」が大きな武器となります。

営業職への転職成功例

20代女性
知人の紹介で再就職が決まりかけましたがトラブルがあり、エージェントを利用して改めて転職活動をしました。結果、1ヶ月で前職より好条件の営業職に決まりました。
40代男性
40に差し掛かっていたので業種にはこだわりませんでしたが、中途採用の40代がほとんどという建築営業を見つけ、無事に転職しました。
30代男性
休みがちゃんとあること、自分の頑張りが評価されることを重視してアウトソーシングの営業を選びました。

7人のうち実に6人が営業職へ転職しました。

一口に営業と言っても、建築やIT、保険、広告など業界は様々です。

人と直接やり取りをするので、接客術や店舗運営における細やかな気遣いなど、飲食店での経験が活かせます。

また、休みがきちんとある・営業成績で自分の頑張りが目に見え、給与にも反映される会社が多いのも営業の特徴。

元飲食店員には魅力的な業種と言えるでしょう。

一般に転職は20代に比べて30代40代は不利なイメージがありますが、営業職は顧客の属性によって様々な年齢・経歴の人物が求められる部分があるので、そういった点でも転職先としておすすめです。

専門職への転職成功例

30代男性
整体のスクールに通い、技術を習得して大手リラクゼーションサロンに入社しました。

残りの1人は、学校に通って専門技術を勉強して転職しました。

資格を取得してそれを活かせる業界を選ぶと、失敗せずにスムーズな転職ができるでしょう。

一度身に付けた技術・知識は生涯の財産になるので心強いですね。

以上、飲食店から転職した7人全員が正社員として採用されました。

飲食店の業務が忙しく転職活動に時間が取れない、他業種への転職の勝手が分からない、といった理由から転職サイトや転職エージェントを活用した方が多かったです。

飲食店から転職すると年収は上がる?下がる?

給料の安さを悩む方も多い飲食店業界。転職で年収はどう変化するのでしょうか。

年収アップ 4人
ほぼ変わらず 2人
年収ダウン 1人

年収ダウンした方は、とにかく休みが取れることを優先した転職をしました。営業職で成績によって給料が変わるので頑張れば年収アップもできそうですが、今は休むことに重点を置いているとのことです。

年収が増えた方々は、40万~100万と大幅にアップしています。

中には転職時点で100万円アップ、その後昇進して前職の倍以上の年収になった方もいました。

ほぼ変わらないという方もいましたが、飲食店の平均年収はけして高くないので、転職によって年収が増える可能性は高いでしょう。

飲食店を辞めてよかったのはこんなところ!

転職サイトや転職エージェントを使って別の仕事に転職した人が、前職を辞めてよかったと感じているポイントをまとめました。

新しい知識・スキルが身に付いた

30代女性
保険営業は勉強が重要です。大変な面もありますが、所長が分かりやすく指導してくれるし自分や家族の役に立つ勉強ができています。
20代男性
今の職場に入社直後に上司からビジネスマナーなど厳しく指導され、社会人として大きく成長しました。インターネット回線の営業なのでパソコンスキルやネットについての知識が身に付き、今後の自分のためになっていると感じます。

全く別業種への転職ということで、周囲からのサポートもあって新しい知識やスキルが身に付いたという声が多数集まりました。

業務上だけでなく実生活でも役に立ったり、視野が広がったりと、自分の成長を実感できるのは嬉しいことですね。

仕事が楽しい

20代女性
WEB広告の営業をしています。一人で抱える案件が多く大変なこともありますが、自分の売り上げが積み重なっていく様は成果が実感できてやりがいを感じます。
20代男性
リラクゼーションサロンのセラピストに転職しました。お客様と直接やり取りしてフィードバックをもらえ、前職より「人の役に立っている」と実感できます。また、褒められるのもダメ出しも自分の力として受け止め成長の糧になります。

飲食店から転職して仕事が楽しくなった、という方が多かったです。

年収や福利厚生などの条件も重要ですが、仕事を楽しめるか・やりがいを感じられるかというのも大切なこと。

これがあるとないとでは、人生の充実度が大きく変わります。

転職によって自分に合う職に就けたなら、それ以上のことはありませんね。

給与が増えた

40代男性
職してよかったのは、なにより給料が増えたことです。営業職なので評価が一目瞭然で、結果を出せばたっぷり報酬がもらえます。頑張れば稼げるというのは嬉しいです。

全体的に飲食店は年収が低めのため、他業種へ転職して年収が増えた方が多かったです。

とくに営業職は、頑張りが営業成績という形になり成果を出した分給料も上がるので、大幅な年収増も実現可能。

前職より休日が増えたのに収入も増えた、という方もいました。

仕事は生活のため・お金のためという側面が大きいので、給料が増えるのは当然嬉しいですよね。

飲食店を辞めるタイミングは?引き止められたら・・・

飲食店業界は人手不足が続いています。

あなたが辞めるともっと人手が減ってしまうので、残っているスタッフの負担が大きくなってしまうのでは、と気が引けてしまうかもしれません。

周りからも引き止められるでしょう。

転職時に前職からの「退職証明書」などの提出が必要な場合もありますから、なるべく穏便に退職したいですよね。

しかし、あなたの生活はあなたのもの。そしてあなたの気持ちを大切にするのは当然のことなので、変に気を使うことはありません。

はっきりと意思表示をしましょう。

もし辞めどきに悩んでしまうなら「退職代行サービス」を利用するのもおすすめです。

今後の時間のほうが長い!我慢するより転職を

飲食店というのは他のビジネスとは違う仕事だと思われるかもしれません。

そこから転職はできるのかな?と不安を感じることもあるでしょう。

しかし接客や店舗の運営・企画など多角的な経験は他業種でも活かせるはずです。

興味のある分野について新たに勉強して資格取得を目指すのもいいですね。

これから先の人生は数十年とまだ長いです。現状の不満や不安を抱えて、ずっと我慢していきますか?

転職はやはり若い方が求人の数や条件がいいので、悩んでいるよりまず行動してみましょう!